相手に勝手に離婚届を出させないためには!!

不受理申出

離婚届には、不受理申出という手続きがあります。
不受理申出は、合意がないのに相手が勝手に離婚届を出してしまう可能性がある時に役所に離婚届の不受理申出書を提出しておけば、相手が勝手に離婚届を出そうとしても、役所では不受理申出書が出されていることを理由に離婚届を受理しないのです。

また、不受理申出書には有効期間がありません。
申し出人が取り下げるまでその効力は失われないのです。(過去は6ヶ月間という期間でしたが)

この不受理申出書はいつでも、不受理申出取下書を出すことによっていつでも撤回できます。
しかし、本人からの届け出でないといけません。

この不受理申出書という用紙は役所にあります。
必要事項を記入して、署名押印をして、夫婦の本籍もしくは、夫婦の所在地の役所に提出しましょう。
本籍地以外で不受理申出書を提出した場合でも、本籍地へ連絡が行くようになっています。

暴力・脅迫・詐欺によって、離婚届を出されてしまった場合

暴力・脅迫・詐欺によって離婚届に署名押印したものが提出され、離婚が成立してしまった場合には、「協議離婚取り消しの申し立て」を家庭裁判所にします。
この離婚届は偽造ではないので、離婚無効とはならずに、いったんは離婚が成立したことになります。
しかし、本人の意志に反するものだったので、有効に成立した離婚の取り消しを求める審判、または訴訟手続きを行うことができます。
協議離婚取り消しの手続きを行うには、期間の制限があります。
この意志に反する離婚届の事実を発見した時から、3ヶ月を経過すると取消権は消滅します。
この取消権は、本人だけにあって、第三者によって取り消すことはできません。